一般社団法人 郷什塾 

塾 長      岩渕秀樹  経歴はこちら

東日本大震災で42隻の海自護衛艦は日本各地から1時間で緊急出港しました!

これは驚異的です。各国海軍も驚愕の賞賛を送っています。

沖縄の勝連港に寄港していた護衛艦2隻は何と、僅か20分で出港し、その様をつぶさに観ていた現地の米海軍基地司令官は長い海軍生活で初めて見た!信じられない!! と眼を丸くしたそうです。

海上自衛隊の護衛艦は停泊港では災害・海難救助等のための当直艦として応急出動艦が1隻指定されます。その応急出動艦でも緊急出港の基準は2時間です。平日の午後とはいえ各艦の乗組員も各種の業務で艦を離れていたものも多かったと思います。

何故このような離れ業ができたのでしょうか? 

この部下を育てたい!
この上司について行きたい!

上司と部下の信頼関係に基づく真のリーダーシップとフォロワーシップが連綿と繋がっているチームだからできたのです!

艦長から高校出たての2等海士の乗組員まであらゆる立場の全員が、情報を共有し、艦長の方針と目標に向けてベクトルを収束させたからできたのです!

そして、思いがけない突発事態に対する危機管理(クライシスマネージメント)態勢が完璧であるからできたのです!

自衛隊には「想定外」という責任回避の言葉はありません。

翻って、日本社会の組織の現状を見ると昔の日本企業が持っていた強固なチーム力、組織力が衰退し、個人主義や責任回避主義が蔓延り、今にもグローバル化の波に飲み込まれそうな危機感を持っています。日本は何千年もの間に和と共栄の集団主義の文化を作り上げてきました。

日本人の強みを活かした人の育て方、強い組織作りは海上自衛隊の護衛艦に脈々と受け継がれています。

また、気象、敵情が刻々と変化する洋上において、拙速は巧遅に勝るの教えのもと、常に臨機応変、正しい行動方針の決定を求められる海上部隊指揮官(艦長・司令)を目指して30年以上寝食を忘れて努力してきた海自OBの瞬時の論理的決断力、危機管理能力等のクライシスマネージメント能力は、戦後の平和を謳歌し経済最優先の日本社会では得難い貴重な能力と考えられます。

更に、海上自衛隊は、米ソの冷戦、終結後のテロとの戦い等の国際環境や戦争の様相の変化に対応するため、昭和50年代初頭からコンピューターを使用した艦艇戦闘指揮システム、 ミサイル等の武器攻撃システムや指揮通信システム等の先端技術の開発、導入による 装備の近代化や組織の改編を継続的に行い、その結果、現在のPKOや海外派遣任務、尖閣等の諸問題、 大規模災害派遣等に活躍し、高い評価を得るようになっています。その間、自衛隊に対する風当りは強く、 厳しい予算や政治環境の中にあって、その困難を克服し 各種任務・開発プロジェクト等を遂行・活躍した有能な幹部自衛官の多くが、退官後、その能力を発揮することなく社会に埋もれています。

海自OBが長年にわたって培ってきたこのノウハウ、暗黙知こそ、ビジネス環境が目まぐるしく変わり、状況の変化に速やかに対応しなければならない民間企業に反映すべきであると 強く感じています。

郷什塾はこれらの埋もれている海自OBの人財を活用するとともに、各種問題解決に不足する知見等は、民間の経営者、コンサルタント等をチームに加え、 様々な問題の解決に取り組むことで社会に貢献することを目指します。

フリーWEB塾を1人で始め、無償の資料提供、講演、セミナー、研修活動も9年を過ぎ、 海上自衛隊OBの同志、及び民間で活躍中の会社経営者、弁護士、公認会計士等の多くの支援者が 得られ、様々な要望に対応できるチーム(タスクフォース)の編成が可能となり、「郷什塾」の社団法人化を決心しました。

今後、法人化ののちは、次の4つの活動を非営利事業として本格的に展開致します。

 

① 児童教育サポート

年長者が年少者を指導する教育手法を現在の園児・学童保育、各種サークル等 への導入について、薩摩の郷中教育、会津の什教育のエキスパートを主体としたチームにより、サポートします。特に、幼児の頃にきちんと躾られると大人になってから社会的に成功する比率が極めて高いという 最近の研究成果も話題になりました。この研究における躾は4つの基本的なモラル:嘘をついてはいけない、 他人に親切にする、ルールを守る、勉強をする。 であり、まさに薩摩の郷中教育、会津の什教育で得られる躾そのものです。

② 社員教育サポート

 新入社員のビジネスマナーから管理職のリーダーシップ・フォロワーシップ、経営者の統率手法まで、 徹底した海上自衛隊方式(班対抗、覚悟・団結・連帯責任・チーム啓発を重視)による教育を、特に海上自衛隊の教育に精通した海自OBを主体としたチームにより、計画、実施します。
特にリーダーシップとフォロワーシップについては、一般の社員研修等とは異なり、強烈な気付きとリーダーとしての自信が得られると評価されています。

③ 危機管理サポート

事業継続計画(BCP)、各種危機管理マニュアルの作成から、 危機管理組織の構築、運営、訓練要領まで体系的な危機管理態勢の構築について、海上自衛隊の部隊指揮官を経験し、退官後民間企業等で危機管理関連業務に従事した海上自衛隊のOBを主体とした チームを編成しサポートします。

特に、現在の危機管理組織・体制の構築、危機対応の考え方等は、 戦後、欧米の軍事分野での研究をもとに、民間に導入され、発展してきたという経緯があります。 したがって、危機管理の真髄は軍事組織(自衛隊)にあり、その構成員(自衛官)は日々の教育・訓練で 危機対応のノウハウを有しており、そのOBの知見をもとに各種のサポートが可能です。

 

④ 問題解決サポート(シンボリックアナリストチームによる)

上記のサポート以外にも、リスクマネジメントやその他、各種の相談への対応のため、海自OBと民間の各分野の人材によるチーム(タスクフォース)により、各種問題の解決のサポートが可能です。

 

 

郷什塾は、日本社会の発展のために今後も更に内容を充実させていきます。
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郷什塾代表 岩渕秀樹