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・・・・・・少女に学んだ挨拶の心・・・・・・・・

 

 

 夏休みに入ったのか、朝の通勤バスに少女が乗ってこなくなってさみしい。自宅前のバス停6:40分発のバスで通勤を初めて から約2年半が過ぎた。

 

今年の4月からとても元気な声で「お早うございます。」と運転手に挨拶してバスに乗り込み、そして降りる時も大きな声で「有難うございました。」とお辞儀をして降りる小学校1年生の可愛い女の子がいる。

最初は今時立派な躾をする親もいるものだと感心して見ていた。

 

バスの運転手も最初は戸惑っていたが、そのうちに少女に「お早う」と返し、そして少女は降りる時にも「有難うございました。」と運転手に向かってお礼を言い、しっかりとお辞儀をする。

これに対して運転手は「はーい」とか「行ってらっしゃ〜い」と返すようになった。

 

そして明らかにその少女の影響であるが、運転手は乗車してくる客に対しても「お早うございます。」と言って迎えるようになった。   運転手は毎日変わるが全ての運転手が同様の経過を辿った。

そして運転手によっては多くの乗客が降りる駅前のバス停では「行ってらっしゃい」と声をかける人まででた。また乗客の通勤 客もその少女に「お早う」「行ってらっしゃい」を返すようになった。

 

朝のバスは乗客の顔ぶれはほとんど変わらないが、その少女を中心としたほのぼのとした連帯感が生まれる空気を実感し、とても清々しい一日が始まる。この空気は私が幼い頃に感じていた日本のどこででも見られる普通の空気であった。

 

反面、信号のない横断歩道でバスが止まっても、ゆっくりと我が道と言わんばかりの態度で歩く若者や大人たちも最近は目立つようになってきた。わがバスの人気者の少女なら間違いなく「有難うございます。」とお辞儀をして小走りに横断歩道を渡ることだろうと勝手に想像する。

 

朝の通勤バスのこの少女の挨拶は、1つの清々しい挨拶や思いやりが相手の心を満たし、満たされた人は更に他の人の心を満たし、全ての人がそのバスに乗って良かったと思う感謝の気持ちの連鎖が起こることを実感させてくれる。

 

そして私が追及する良き日本人の精神、心の原点もここにあると確信する。感謝と思いやりの心が社会を良くし、人々の心を満たしてくれることを改めて感じさせてくれたこの少女がそのまま素直に成長し、やがて大人になり、美しい日本の文化、伝統を継承してくれるであろうと思った早朝のバス通勤であった。

 

 

 

 

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