今朝の日経・・ホンダは20年に自動運転車
京大学長・・日本語で考えることが重要・・英語は単なる1つの言語でツール
日本語で考える・・まさに海自の艦橋当直士官と艦長
日本語は阿吽の呼吸・・・「ひとつよろしく」
1 自己紹介
2 日米のイージス艦はどちらが強いか?
戦技・共同訓練を通じて
同等の能力、システム・・たとえばミサイル射撃・・同じマニュアル、同様の成果
トラブル発生時は海自が上
3 日本人と欧米人の違い
日本人・・古代 農耕社会、特に稲作社会、・・灌漑、水防の建設等の共同作業が必要
・・集団の協力が必要・・我儘は許されず相互依存で生きて行かざるを得ない、
秩序を乱す者は村八分、和と共存の風土・・集団主義
欧米人・・獲物を求めて移動する遊牧民や狩猟民族は厳しい風土、環境の元で
自律的に生きざるを得ない。
この様な世界を律するのは個人主義 狩猟、遊牧、個人主義
仕事観も違う:
欧米・・ビジネスとプライベートを明確に区分し、ビジネスは厳しいもの、
よって頑張って早く稼いで老後を優雅に暮らす
昔米海軍の軍人と家族付き合い・・キャンプ、ビジネスはビジネス、ロシア人は違った
・・日本人と同じ、義理と人情、浪花節の世界、小話
日本・・仕事は生甲斐を感じられる尊い行為、世の中に尽くすためのもの
創業理念:社会貢献・・仕事によって自分自身が成長し世の中の役に立てる。
・・だから日本人は企業戦士になれた。
・・職場は戦場の中の砦
・・負傷した人を癒し、戦士のスキル向上の訓練を行い、長老を敬う。
・・まさに年功序列・終身雇用
恥の文化・集団主義の日本人のチーム・・集団(場)の力が大きい
場の力・・高校時代と防大時代の部活で実感
4 海自のチームの特徴
まるで城壁の石垣・・艦長の能力に応じて大きさを変える
考えて仕事をする。運命共同体、海軍精神
連帯責任教育・・日本的な和と共存の精神で作られたチームの構築には最適
連帯責任というと、鉄拳制裁を想起・・組織、チーム啓発・・カッター競技、ソフト
日本人の和と絆の強さは世界に類を見ない。チームが一体となれば波を切る
軍艦は波を切る
5 日米のチームの相違
チームのとらえ方の相違
海自・・チームがあって個々がある
米海軍・・個々が集まってチームがある
マニュアルのとらえ方
海自・・チーム全員の仕事を理解して自分は最大限に力を発揮できる・・能力が向上
米海軍・・自分の任務(義務)を遂行・・・・能力はほぼ横ばい
海自(日本)・・性善説に基づく集団主義
米海軍(西欧)・・性悪説に基づく個人主義
米海軍が驚く・・重要な仕事を兵卒に任せる。
性悪説・・罪の文化・・与えられた仕事のみ実施可能・・それ以外は不法
6 厳しい艦長 VS 優しい艦長 暖かい艦長 VS 冷たい艦長
艦のチーム力、戦力にどのように影響するか?
7 厳しいが暖かい艦長を目指して
・外連は禁物
・親身な対応
・覚悟と責任
・指揮官先頭・率先垂範
8 海自部隊指揮官から見た民間組織の問題
・業務指揮系統が滅茶苦茶・・ラインとスタッフ、ジャンプ命令
・お先に失礼します の不思議
・業績向上のための教育に特化
・宴会が少ない。
・使命、目標系列の意識が低い